2020年03月05日

マスコミの害悪

今年の3月1日は、「大淀町立大淀病院事件」の判決から10年でした。この事件は知る人ぞ知る事件であり、毎日新聞が「脳内出血を起こした妊婦を6時間放置、18病院が転送拒否。」としてセンセーショナルに報道し、結果として奈良県中南部の産科医療が崩壊してしまいました。そして訴訟にまで至っています。詳細は下記のリンクを辿ってみてください。色々なものが見えてきます。特に「産科医療のこれから」の内容には、心を揺さぶられます。この事件を思い出すたびに今でも「脳内出血を起こしたのに、お母さんはお腹の赤ちゃんを必死で守ったよね。産科の先生も国循の先生もほんとに頑張ったよね。」としか思えないのです。そしてマスコミの横やりが入らなければ、ひょっとしたら訴訟にはなっていなかったかもしれないと思っています。またTV出演した医師の軽率な発言で、医療不信が増幅されてしまいました。

産科医療のこれから-大淀事件
平成19(ワ)5886  損害賠償請求事件 平成22年3月1日  大阪地方裁判所

さて、今回の武漢肺炎-新型コロナウイルスの報道を見るにつけ、政府批判ばかりでただただ不安を煽っています。今の若い子たちは、ネットから必要な情報の取捨選択に慣れているので問題はないのですが、50歳以上になるとTVと新聞からしか情報を手に入れていない人もたくさんいて、政府や厚生労働省を無能と判断しちゃう方もおられます。

さすがに国立感染症研究所もキレちゃったみたいです。
新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査に関する報道の事実誤認について

まあ、あることないこと適当に言って、まったく責任をとらないマスコミには辟易しますね。もっと問題なのは、それに迎合する医者。安全地帯から批判する人間にろくなヤツはいません。なんなら綿棒持ってコロナ疑いの患者さんの鼻の孔をグリグリしてきな、と言いたい。最前線に立つ医師、看護師、コメディカルは常に感染リスクと隣り合わせです。
患者が押し寄せると、対応能力を超えてしまいます。特に医師は最前線に立ちながら司令官でもあるので、病院や医院は一気に崩壊してしまうのです。

ちなみにコロナのPCR検査は、確実に増えてきています。
報道関係者各位 新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年3月4日版)

国内事例(チャーター便を除く)5690人を検査され、269人が陽性となっています。
269/5690×100=4.72%

2月24日の拙ブログ記事でも紹介させて頂きましたが、日本のコロナの有病率を0.01%(1.26万人)とした場合に検査をして陽性になる確率は500人に1人程度ですから、
新型コロナウイルスの発症率や致死率について。
37.5度以上4日間の目安は検査前オッズを引き上げていると考えられ、現状でのコロナの拾い上げはうまくいっていると思います。

要するに、政府や厚生労働省は結構ちゃんと対策しているということ。

確かに細かいところは不備はあると思いますが、そこばかりを強調してあたかも全体が悪いような印象操作をするのが、マスコミの害悪です。

あ、そうそう。
学校休校ですけど、そもそも学生諸君は自宅学習するのが当たり前ですよ(笑)
このご時世で、カラオケボックスとかゲームセンターに入り浸るととか、アホです(^^)

posted by がんぼや at 13:08| Comment(0) | 酔考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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